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Paris, je t'aime!

紫色のヒヤシンスやリラ、ピンクのネリネなどを入れたシックなボルドー系のブーケロン(パリ風の丸い花束)。もう一つは白のフリージアやラナンキュラスなど白の花とヴィバーナムの優しいグリーンだけでまとめたこれまた大きなブーケロン。そしてもう一つは雪柳の枝ものとオレンジやサーモンピンク、ライトイエローの色とりどりのポピーだけでまとめたナチュラルラインの花束。もうまさに私の好きな春の香りいっぱいの花だらけの素敵なブーケ!これは誰用なの?素敵過ぎる!!!って言ってたら「はい、一つ持って。一緒に行くよ」とお届け先に一緒に連れてってもらいました。
お店から歩いて5分ほどのアパルトマンの中は正に私の理想通りのお宅。丁寧に使い込まれた家具に囲まれ、古い鉄や明るすぎない落ち着いたいい色の木などそれぞれ形も素材も違う椅子たち。個性的だけどそれぞれ調和してとっても上品!壁にはどこかの街角の写真やちょっとモダンな絵が飾られ。銀のキャンドルスタンドも確かに古いものだけどそのフォルムはかわいらしく・・・一つ一つ丁寧に配置された物たち全て、持ち主の確かなこだわりと愛情で厳選されただろうと一目でわかるとっても気持ちの良いシックな空間。「あぁmagnifique!!(素敵!)」とつぶやいたら、お手伝いさんも「ホントここでお仕事できるのは私の喜びよ」と。そしてお宅を出てから「あぁ私ここに住みたい!」って溜息交じりで言ったら「気に入ると思った。ここにお花を届けるのは光栄だよ」とリュック。それにしてもこんな夢のような空間にお花を届けてるとは3ヶ月目にして初めて知ったよ…
お店に戻ってマリーも「どぉmegumi素敵だったでしょ?」っていうから「ホント夢のようだったよ。あそこに住みたい!」って言ったら「私もよ!!!二人で住もうか!?」って。(笑) よほど彼らにとってもお気に入りのお宅なのか、午後に出勤してきたアニーにリュックは「今朝megumiをマダム○○のお宅へ連れてったの!」と報告してた(笑) 「パリにはお金持ちはたくさんいるけど、あんな風に趣味のいいお金持ちは少ないかもね」って言ったらアニーも「本当ね。あそこは特別ね」って。
そう、マダムのお宅からの帰り道、パレ・ロワイヤルの中庭を通りながら「Paris, je t'aime!!」(パリだーーーい好き!!)と言ったらリュックは「ずーっといればいいじゃない。書類を整えてパリが大好きだからここに居たいです。ってフランス政府にたのめば大丈夫だよ。滞在許可ってそんなに大変なの?」って・・・はあぁぁ~兄さんそれで済むなら心迷わすことなくこの街に居たいよ。。。あぁぁparis,paris,paris。今日も私はこの街に恋してやまない。
by nishimaggiefr | 2008-01-19 18:32 | les fleursお花にまつわる話

Labo1113 仙台↔フランス。 まさか再びこの国に暮らすことになるとは。。。人生何が起こるかわからない!花やアートやいろいろ好きなこと、日ごろのよもやま話あれやこれ。


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