べレン地区
2008年 09月 04日
リスボン中心地から市電で約20分。ポルトガルの大航海時代の栄華を物語る世界遺産ジェロニモス修道院は溜息が出る荘厳さ。同じく世界遺産の「発見のモニュメント」のエンリケ航海王子にご挨拶をしつつ。。。でも自他共に認める食いしん坊の心はもうすっかり’ナタ’(エッグタルト)に奪われていた。
1837年創業の’Pasteis de Belém’(パスティス・デ・べレン)はジェロニモス修道院で作られていたナタの門外不出のレシピを受け継ぎ、その製法を頑なに守り続けている老舗。そのお店の前にはジェロニモス修道院に並んでいた人がそのまま流れてきたかの様な長蛇の列。
炎天下の中おとなしく並ぶこと15分。皮はパリッパリッで中のカスタードが上質の絹のような滑らかさ。思わず「あう~ん!おいしいっ!!!」と友人と顔を見合わせてニッコリニコニコ。こりゃぁ並ぶだけの価値はあるね!と頷きつつ。「好みでかけてね」と渡されたシナモンをパラパラかけて、また一口。あぁおいしい~~~♪
ポルトガルのどこのお菓子屋さんにも並んでいるナタ。その後他のお店でも味わってみたけれど、断然べレンのお店の圧勝です!!!あぁ~あの人この人にも味わって欲しいなぁ。
by nishimaggiefr
| 2008-09-04 02:20
| voyage